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「LGBT」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論、「アニメとジェンダー」など、ご要望に合わせて対応いたします。
※これまでの実績などは当ブログ内にまとめてあります

トーキング「多様な性」【まいまい楽座 2022】 [出演・イベントなど]

NPO法人SEAN 主催のセクシュアリティの語り場
 【まいまい楽座】。
2022年度も実施の方向で準備がを整えられています。

なお昨年度までの諸状況を勘案し、今年度は少しパターンを変えて、
§年4回実施
§それぞれ土曜日に設定
§開催時刻は 13:30~15:30 に統一
 …としてみました。
 《詳細は以下をご覧ください
今後は様子を見ながら「3の倍数月の第1土曜日に実施」で定着させていけるとイイかなとも思っております。
あと、各回「ゆる~くフリートーク」は重視しつつ、冒頭でチューターによる旬なテーマでのプチ講演を入れたりといったアイデアも実行されるかも?


LGBT?
セクシュアルマイノリティ?
性的少数者?
クィア?
「性」ってそんなに収まるもんじゃナイ!
……まるっとみんなで【まいまい楽座】

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性別? ジェンダー? セクシュアリティ??
セクシャルマイノリティの性
高齢者の性 障がい者の性 若者の性
こどもの性 男性の性 女性の性
みなさんは「性」をどう考えますか?
難しく考えないで、自分の言葉を
いっしょにさがしてみませんか

持ち寄ったテーマで
楽しく座って
みんなで語り合う場です
チューター役の座長のお話もヒントに
それぞれの思いを話せば
あなたの居場所が見つかるかも!?


日程は
  6月4日
  9月3日
  12月3日
 2023年3月4日
各 土曜日の 13:30~15:30 に開催

会場 NPO法人SEAN《阪急高槻市駅 徒歩3分》
 (SEAN事務所[太田第二ビル 3階])
 ※新型コロナ情勢の変化に応じた会場の変更等があれば適宜ご案内します

座長(チューター役)予定
 黒田 綾(whitchcommunication主宰/NPO法人SEAN正会員)
 佐倉智美(『性別解体新書』等著者/NPO法人SEAN理事)

参加費 各回 1000円 (※高校生相当までは応相談)

◆お問い合わせ・お申し込み(当日参加も可)は主催・SEANの事務局まで
 → http://npo-sean.org/


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 ※会場の建物外観と入口

◎「まいまい楽座」とは…
雌雄同体のカタツムリ(=「まいまい」)のように自由な性別の自己決定を認め合える、マイノリティの私の(my)居場所にできる みんなで座って楽しくなれる場所となり、そうして「男女という社会制度」の既得権益を(織田信長の楽市楽座みたいに)解体したい願いを込めて名づけました!


 §重要 新型コロナ情勢について§
以上のとおり実施の準備をしております「まいまい楽座 2022」ですが、今年度も新型コロナウイルス感染症の情勢を見極めながら、開催形態・場所については、可能な限り通常どおりをめざしつつ、臨機応変に対応することになります。
通常開催の場合でも、会場の消毒、換気、密接を避けるレイアウトの工夫などの措置はとることとなります。
参加者の皆さまにおかれましても、マスク着用・手指消毒など、一般に推奨されている感染防止対策については、適宜励行にご協力お願いいたします。


◇◇
(2022/06/05)
まずは6月4日の回、無事終了しました。みなさまお疲れさまノ
今回もいろいろな話題で濃く盛り上がれました。

◇◇
(2022/09/05)
9月3日の回もつつがなく済みました。
残暑厳しい中、出席者は少なめとなってしまいましたが、そういう際の恒例(!?)少数精鋭でのディープなトークで盛り上がることができました。

◇◇
(2022/12/04)
12月3日の回、急に寒くなった折ではありましたが、無事終了しました。
今回は新規の参加者もあり、はからずもトランスジェンダーをめぐる具体的なイシューに引き付けた話題なども掘り下げることとなりました。
みなさま、お疲れさまでした~ノ

◇◇
(2023/03/21)
追記が(北海道に行ったりしていたこともあって)遅くなりましたが2023年3月4日の回も無事に済んでます。
そして2023年度も実施の方向となっています。

◇◇

◇◇



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2022年度の大学講義予定 [出演・講演講師など]

いつしかまた4月となりました。
新年度です。
めぐる季節の中での新生活、今年も無理せずぼちぼちやっていきましょうノ

 BL220401_lecture2022-bloom.jpg

というわけで、2022年度の私・佐倉智美の大学講義予定ですが、本年度も引き続き甲南大学の非常勤講師として、ジェンダー論の授業を分担いたします。
担当教員が集まってパネルディスカッション形式で内容を深化する回も通例どおり設定されております。
新型コロナウィルス情勢の推移によっては、ここ2年のようにオンライン遠隔方式を活用した授業となる可能性もありますが、その場合は前年度までの経験値を生かして、ならではの新機軸を出していきたいと思います。

 《シラバス情報》
融合フォーラム[ジェンダー論]後期:木曜3限
第13回「LGBT」と社会・性の多様性を探る(1) 佐倉智美
第14回「LGBT」と社会・性の多様性を探る(2) 佐倉智美
第15回 まとめとディスカッション(北原恵・大谷祐二・佐倉智美・西欣也)


大阪大学のゲスト出講のほうも、昨年度までと同様に1コマ担当することとなっております。
こちらも予定では今年度は教室でのオフライン対面授業が見込まれていますが、状況次第でオンラインになる可能性は残っています。
むろん内容は、例年の用いられてきた教科書( https://est-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2015-04-03_newGSosakauniv )の執筆担当章(第7章)を基本にした、2022年度バージョンになります。

 《シラバス情報》
[社会]『ジェンダーと社会』
 春~夏学期:水曜2限
11:【 「性別」は「女と男」ではない ~多様な性の混沌を捕捉する 】


  


ちなみに「教科書」としての指定は公式にはしておりませんが、佐倉智美最新刊性別解体新書 ~身体、ジェンダー、好きの多様性は、必然的にいずこの講義にあっても最新バージョン授業のベースとなりますから、予算がつくなら伊達と酔狂で買っておくのもアリかも!?


あと、広島大学総合科学部での授業(後期セメスター:[10:30~12:00]時限『学問とジェンダー』)にも1コマのゲスト出講が予定されていますが、こちらは一般向けの公開講座も兼ねるということなので、その詳細が出た時点で、このブログでも独立した記事でご案内したいと思います。


◇◇
(2022/07/08)
大阪大学のゲスト出講、無事に先月末に対面オフラインでおこなうことができました。
例年と同様1コマにいろいろ詰め込む形ではありますが、なんとか用意した分は語りきることができました。
受講生のリアクションペーパーの記述などを見ると、やはり「人の心や身体に原初的に[男女]があるのではなく、人と人との間に社会的な関係性に付随して生ずるエフェクトのひとつが[性別]」「親密感情を[異性][同性][友情][恋愛]と切り分ける習慣も社会で卓越的な解釈コードにすぎず、親密欲求はもっと複層的で多面的、すなわち好きの多様性」あたりがツボなようですね。
そのうえで、「ジェンダー問題を《男女の対立》で捉えるのは違う(男性を優位に置こうとする構造のもとでのジェンダー規範あれこれによって、みんながしんどい)」「理想をしっかり見据えて中長期的な目標を構想することと、短期的には今まさに起きている諸問題へ実情にコミットした現実的な対処も必要なことを、車の両輪として取り組むことが重要」なども響いたようです。
みなさん、お疲れさまでした。

◇◇
(2023/02/04)
甲南大学での[ジェンダー論]も、後期授業は無事に終了し、期末レポートなども出揃いました。受講生の皆さん、お疲れさま。
授業内容に対する受け止めのツボは、やはり上記の大阪大学でのリアクションと共通するところが大きかったですね。
また、単なる「LGBTの基礎知識」的な内容はほぼ割愛して、深く濃いところを掘り下げた結果、授業後のコメントなどで、(「自分はLGBTではなく普通だけど…」ではなく)自分自身の「セクシュアリティをめぐる普通」に当てはまらない部分に思いを致した当事者性の高い記述も多数得られて、なかなか[多様性]の授業としては一定の到達点をクリアできたと思われます。
昨今の学生世代は、性の多様性はもはやあたりまえだし、自身の対人関係にあっても「好きの多様性」をベースにして捉えたほうがしっくりくる……そういうリアリティを持っている度合いが、年年歳歳 高まっているようにも感じられますね。

◇◇

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