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「LGBT」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論、「アニメとジェンダー」など、ご要望に合わせて対応いたします。
※これまでの実績などは当ブログ内にまとめてあります

トーキング「多様な性」【まいまい楽座 2021】 [出演・イベントなど]

NPO法人SEAN 主催のセクシュアリティの語り場
 【まいまい楽座】
2021年度も例年のパターンに倣って実施の準備を整えています。

LGBT?
セクシュアルマイノリティ?
性的少数者?
クィア?
「性」ってそんなに収まるもんじゃナイ!
……まるっとみんなで【まいまい楽座】

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性別? ジェンダー? セクシュアリティ??
セクシャルマイノリティの性
高齢者の性 障がい者の性 若者の性
こどもの性 男性の性 女性の性
みなさんは「性」をどう考えますか?
難しく考えないで、自分の言葉を
いっしょにさがしてみませんか

持ち寄ったテーマで
楽しく座って
みんなで語り合う場です
チューター役の座長のお話もヒントに
それぞれの思いを話せば
あなたの居場所が見つかるかも!?


日程
  7月3日(土) 13:30~15:30
  10月20日(水) 18:30~20:30
 2022年2月5日(土) 13:30~15:30
  …の3回(いずれか1or2回のみの参加もOK)

会場 NPO法人SEAN《阪急高槻市駅 徒歩3分》
 (SEAN事務所[太田第二ビル 3階])
 ※新型コロナ情勢の変化に応じた会場の変更等があれば適宜ご案内します

座長(チューター役)予定
 黒田 綾(whitchcommunication主宰/NPO法人SEAN正会員)
 佐倉智美(『性同一性障害の社会学』等著者/NPO法人SEAN理事)

参加費 各回 1000円 (※高校生相当までは応相談)

◆お問い合わせ・お申し込み(当日参加も可)は主催・SEANの事務局まで
 → http://npo-sean.org/


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 ※過年度の会場の建物外観入口の様子

◎「まいまい楽座」とは…
雌雄同体のカタツムリ(=「まいまい」)のように自由な性別の自己決定を認め合える、マイノリティの私の(my)居場所にできる みんなで座って楽しくなれる場所となり、そうして「男女という社会制度」の既得権益を(織田信長の楽市楽座みたいに)解体したい願いを込めて名づけました!


 §重要 新型コロナ情勢について§
以上のとおり実施の準備をしております「まいまい楽座 2021」ですが、昨年度来の新型コロナウイルス感染症[COVID-19]の蔓延にともない、今年度も開催形態・場所については、可能な限り通常どおりをめざしつつ、臨機応変に対応することになる見込みです。
通常開催の場合でも、会場の消毒、換気、密接を避けるレイアウトの工夫などの措置をとります。
また、参加者の皆さまにおかれましても、マスク着用・手指消毒など、一般に推奨されている感染防止対策の励行にご協力お願いいたします。


◇◇
(2021/07/05)
本年度の第1回、予定どおり開催できました。
できるだけ多くの人に来てほしい反面、時節柄感染対策の観点からは来場者がたくさんすぎて会場が密になってしまうと開催が難しくなるというジレンマの中、それでも今回も常連さんやご新規さんとりまぜて集まったメンバーで、ゆるい話題からディープなネタまで、じっくり話し込むことができました。

◇◇
(2021/10/21)
本年度の第2回、無事に終了しました。
引き続き感染対策には留意しつつ、まったり話し込む夕べとすることができました。

◇◇
(2022/02/10)
本年度第3回もつつがなく実施されました。
新型コロナウイルス、またまたオミクロン株が広がる中、できるだけの感染対策はおこなったうえで、少数精鋭の開催となりましたが、今しばらくはこんな具合で様子を見ながら進めていくしかないですね…;
なお、新年度も引き続き「まいまい楽座」はおこないたいと考えられておりますが、年間の実施回数・開催時間帯などなど、若干のマイナーチェンジも検討されています。追ってのお知らせをお待ちくださいノ

◇◇



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2021年度の大学講義予定 [出演・講演講師など]

さて、今年も新学年。4月の新学期となりました。
新生活をスタートされた方々に幸あれノ

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というわけで、2021年度の私・佐倉智美の大学講義予定ですが、例年のとおり本年度も甲南大学の非常勤講師として、ジェンダー論の授業を分担いたします。
担当教員が集まってパネルディスカッション形式で内容を深化する回も引き続き予定されております。
新型コロナウィルス情勢の推移によっては、昨年度と同様にオンライン遠隔方式を活用した授業となる可能性も高いですが(4月時点ではその方向でシラバスでも紹介されています)、それはそれで前年度での経験値を生かして、いろいろ工夫していきたいと思います。

 《シラバス情報》
融合フォーラム[ジェンダー論]後期:木曜3限
第13回「LGBT」と社会・性の多様性を探る(1) 佐倉智美
第14回「LGBT」と社会・性の多様性を探る(2) 佐倉智美
第15回 まとめとディスカッション(北原恵・安武留美・佐倉智美・川口茂雄)


大阪大学のゲスト出講のほうについても、昨年度と同様に1コマ機会が設けられることになっています。
こちらもオンラインになるか否かで内容に幅が生じるでしょうが、基本的に例年の用いられてきた教科書( https://est-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2015-04-03_newGSosakauniv )の執筆担当章(第7章)を基本にして、2021年版を展開することとなるでしょう。

 《シラバス情報》
『ジェンダーと社会』春~夏学期:水曜2限
女性学・男性学――ジェンダースタディーズ入門
【 8:「性別」は「男と女」ではない 】


 


◇◇
(2021/06/26)
というわけで大阪大学のゲスト出講、結局のところオンライン遠隔方式となり、授業動画をオンデマンド配信する形になったのですが、いちおうミッション完遂いたしました。
昨今の受講生は総じて性の多様性の授業に対するセンスが高いのですが、今年の阪大生はとみに視角がシャープで、なかなかエッジの効いた感想を返してくれたりもしました。
ゲストで1コマの担当なので、どうしても詰め込み気味になってしまう中で、教科書に書いてあることの講釈はそこそこにして、性の多様性について語られるときによく用いられるコレもじつはあんまり多様性に対応してはいないのではないか、と、「身体の性別」「心の性別」「性的指向」といった各概念の解体をいきなり始めても、むしろスッキリと腑に落としてもらえた感触も。
特に「好きの多様性」については、非常に良い反応が多く、いまどきの学生世代の親密圏をめぐる実感にクリティカルヒットするのはやはりここなのかなと、あらためて思いました。
てなことで阪大生のみなさんお疲れさまでした◇

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余談ながら、教室でのオフライン対面授業にてスクリーンに投影するときと、オンラインで各自が端末の画面で見るときとでは、パワーポイントのスライドの色味やフォントについて、視認性が良い組み合わせが異なるので、そのあたりの作り直しにもちょっと手間がかかる昨今です)

◇◇
(2021/10/18)
日本大学文理学部にて福祉社会学の授業にゲスト出講しました
(Zoomを利用したオンライン形式でした)。
『性別解体新書』の出版の報などを機に、担当の久保田裕之先生からお声がけいただいたものです。
性の多様性の深層に迫る~男女二元制解体の勘所
 と題して、『性別解体新書』のハイライトをお話ししました。

ちなみに久保田裕之先生のご高著『他人と暮らす若者たち』は、直接の参考文献になっているわけではないにもかかわらず『性別解体新書』を開いたらナゼかイチバン初っ端に登場する本だったりします(激謎!?)。

 

◇◇
(2021/02/12)
甲南大学の授業も無事に今年度分を完遂いたしました。
結局のところ今年度も融合フォーラム[ジェンダー論]は全面オンラインとなってしまいましたが、受講者のみなさん総じて優秀で勘所を押さえていてよくついてきてくれたという感じです。
前期の阪大でのゲスト授業の際と同様、「身体の性別」「心の性別」「性的指向」各概念の解体も腑に落としやすかったようですし、やはり「好きの多様性」はツボなようです。
トランスジェンダーを「心と身体が一致しない」という捉え方に頼らずにどう定義するか、や、優里『ベテルギウス』のMVの登場人物がどのような関係性なのか、についての考察などにも、なかなか上手いこと取り組んでくれていたところに、それは現れていると言えそうです。
◇◇

 
※優里『ベテルギウス』の公式MVに登場する3人の関係性がなかなか一筋縄ではないエモさだ……という最初のタレコミ情報は我が娘・満咲からもたらされたものだったりしますノ
「男女」「異性愛」という従来は卓越的だった解釈コードに絡め取られることなく、「好きの多様性」を念頭に個々の親密圏を読み解くことは、やはり今後とみに重要ですね。

◇◇

ということでみなさん、お疲れさまでしたノ

◇◇

◇◇



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