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「LGBT」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論、「アニメとジェンダー」など、ご要望に合わせて対応いたします。
※これまでの実績などは当ブログ内にまとめてあります
三田「幸せプロジェクト」分科会で登壇しました [出演・イベントなど]
兵庫県三田市での三田市人権を考える会による「三田 幸せプロジェクト」の分科会のひとつ「性と生について考える」にて《報告者》として登壇、いわゆる基調講演的なお話をさせていただきました。
NPO法人SEANから、黒田綾とともに参加した形です。
→ http://www.city.sanda.lg.jp/shiseijouhou/kouhou/kouhoushi/documents/20170815_4.pdf
会場は三田市役所2号庁舎。
美しく機能的に整備された市役所エリアの一角でした。
私・佐倉は誠に残念ながら午後の予定のために中途退席しないといけなかったのですが、熱心な参加者の皆様によって、会の意義は深められたようです。
◇◇
関西社会学会にて一般報告しました [出演・イベントなど]
関西社会学会 第68回大会の、一般研究報告A「2.文化(1)」2.にて研究報告いたしました。
親密圏再定義の可能性
~登場人物相関図や
家族形態の多様化を読み解きながら~
会場は神戸学院大学。
山の光と海の波が呼応するポートアイランドのキャンパスです。
……そういえば(余談ながら)このポートアイランドを36年前、高校の創立記念日を利用して当時開催されていたポートピア'81博覧会に仲間たちと訪れたのはちょうど今頃の季節でしたね
(『女子高生になれなかった少年』参照)。
しみじみ(^^ゞ
◇◇
トーキング「多様な性」【まいまい楽座 2017】NPO法人SEAN [出演・イベントなど]
NPO法人SEAN主催のセクシュアリティの語り場
【まいまい楽座】。
例年どおりのパターンで、2017年度も実施します。
LGBT?
セクシュアルマイノリティ?
性的少数者?
クィア?
………まるっとみんなで【まいまい楽座】
自分がセクシュアルマイノリティ、または
そうかもしれないと思う人、
そういう人が身近にいる人、
その他 自分のセクシュアリティや
性の多様性に真摯に関心がある人、
遠慮なくどうぞ!
持ち寄ったテーマで
楽しく座って
みんなで語り合う場です
チューター役の座長のお話もヒントに
それぞれの思いを話せば
あなたの居場所が見つかるかも!?
日程は
6月10日(土) 13:30~15:30
10月11日(水) 18:30~20:30
2018年1月27日(土) 13:30~15:30
…の3回(いずれか1or2回のみの参加もOK)
会場 生きがい工房 (阪急高槻市駅徒歩3分・SEAN事務所ビル1F)
座長(チューター役)予定
黒田 綾(whitchcommunication主宰/NPO法人SEAN正会員)
佐倉智美(『性同一性障害の社会学』等著者/NPO法人SEAN理事)
参加費 各回 1000円 (中学生以下無料)
◆お問い合わせ・お申し込み(当日参加も可)は主催・SEANの事務局まで
→ http://npo-sean.org/
※昨年度の会場の様子(開会前)◇
◎「まいまい楽座」とは…
雌雄同体のカタツムリ(=「まいまい」)のように自由な性別の自己決定を認め合える、マイノリティの私の(my)居場所にできる みんなで座って楽しくなれる場所となり、そうして「男女という社会制度」の既得権益を(織田信長の楽市楽座みたいに)解体したい願いを込めて名づけました!
◇◇
(2017/06/12)
6月10日(土)の本年度初回、新規参加の方々もまじえて、有意義のうちに無事終了しました。
※開会前の会場入口の様子
◇◇
(2017/10/13)
10月11日(水)の本年度2回めも盛会のうちに無事終了しました。
若手初参加者も複数来られて、はからずも世代の違いにも直面!?
ただ時代に応じたディティールの差異はあっても、各自が自身のセクシュアリティが世間で言う「普通」と異なっていることに気づいて懊悩したとき、インターネットで検索するなどして「あ、コレで悩んでいるのは自分だけじゃなかったんだ!」と知ることが自己肯定の第1歩として、わりと世代を越えて共通するんじゃないかなとも確認されたりしました。
あと、出前授業(※ここではSEANによる小学生対象にジェンダー全般について総合的に理解を深める「みんな活き活きプログラム」)に行っているSEANの某スタッフから、一昔前は教室で同性愛の話題を出すやいなやクスクスヒソヒソとイロモノ的なリアクションがあったのが、ここ何年かの小学生からはそれがなくなってきて、あまつさえ海外では同性婚が可能な国もあると紹介すると「めっちゃエエやん」、しかし日本ではまだ法制化されていないことまで言及すると「最悪~、ニッポン終わってる」などの声が上がるなど、性の多様性にかんする感性が着実に変化してきている兆しはあるとのタレコミ情報もあって興味深かったですね。
(いつものことですが、その他いろいろ有益なトークはありましたがプライベートにかかわる内容も含まれるので、ここでは込み入ったところは紹介できません。ちなみに毎回、各自それぞれ基本的に話せる範囲で話せばいいし、デリケートな情報が語られても参加者相互に他言無用で……を旨としています)
◇◇
(2018/01/31)
2018年1月27日(土)の本年度3回め、折からの寒波やインフルエンザの流行などで参加者は少なめとなりましたが、初参加者もまじえていつもどおり有意義な時間を持つことができました。
なお、2018年度も、今年度と同等の日程パターンで開催の予定です。引き続き「まいまい楽座」をよろしくお願いいたします。
◇◇
トーキングLGBT【まいまい楽座 2016】NPO法人SEAN [出演・イベントなど]
◇◇
トーキング LGBT
NPO法人SEAN主催のセクシュアリティの語り場
【まいまい楽座】。
昨年度( http://est-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2014-04-04_SEAN-MyMi2015 )とほぼ同等のパターンで、2016年度も実施です。
自分がセクシュアルマイノリティ(かもしれない)と思う人、そういう人が身近にいる人、その他セクシュアルマイノリティや自分のセクシュアリティに真摯に関心がある人、みんなでゆるっとトーキングのひとときを!
今年度の日程は
6月11日(土) 13:30~15:30
10月12日(水) 18:30~20:30
2017年1月28日(土) 13:30~15:30
…の3回(いずれか1or2回のみの参加もOK)。
昨年度までとは「水曜の夜」と「土曜の午後」の配分が逆になっている点にご注意ください。
会場 生きがい工房 (阪急高槻市駅徒歩3分・SEAN事務所ビル1F)
座長(チューター役)予定
黒田 綾(whitchcommunication主宰/NPO法人SEAN正会員)
佐倉智美(『性同一性障害の社会学』等著者/NPO法人SEAN理事)
参加費 各回 1000円 (中学生以下無料)
持ち寄ったテーマで 楽しく座って みんなで語り合う場です。
チューター役の座長のお話もヒントに、それぞれの思いを話せば、あなたの居場所が見つかるかも!?
◆お問い合わせ・お申し込み(当日参加も可)は主催・SEANの事務局まで
→ http://npo-sean.org/
◎「まいまい楽座」とは…
カタツムリ(=「まいまい」)のように自由な性別の自己決定を認め合える、マイノリティの私の(my)居場所にできるみんなで座って楽しくなれる場所となり、そうして「男女という社会制度」の既得権益を解体したい願いを込めて名づけました!
◇◇
(2016/06/12)
今年度第1回、盛況のうちに終了しました。
事前申し込みが少なく、もしや閑古鳥か!? と思いきや、とびこみ来場の方も少なくなく、昨年度とはまたちがった空気感でいろいろ盛り上がりました。
佐倉満咲さんからも現役女子高校生ならではの日頃ツイッターでは紹介できないところまで含めた情報提供がいただけました(^^)ノ
(写真は開会前、準備完了!時点の会場)
◇◇
(2016/10/13)
今年度第2回も有意義に終了しました。
リピーターと初参加者のケミストリーが、興味深く話題を掘り下げたのではないかと思います。
(2017/01/30)
2017年1月28日の2016年度3回め。
今回もリピーター&初参加者が藹藹と話題を交わして、無事に終了いたしました。
(2017年度も今年度と同等のパターンで開催できるよう計画中です。決まり次第、新記事にて告知するようにいたします)
◇◇
映画『トランス物語に抗して』上映会トークイベント登壇します [出演・イベントなど]
来たる2016年3月21日(月《祝》)午後に、
映画『トランス物語に抗して』の上映会が東京・世田谷区内の会場にてあります。
前記事のGID学会第18回大会に隣接した日程ですので、興味関心のある方は併せて参加しやすいのではないでしょうか。
そして、この映画会の上映後のトークイベントに、私・佐倉智美が登壇者のひとりとして参加いたします。
→詳細・お申し込みなどはこちら
http://tntokyo.peatix.com
(以下、上記サイトから抜粋)
映画『トランス物語に抗して』上映会&トーク
小さい頃からスカートやお人形遊びが嫌い(またはその逆)だった。
自分のからだが嫌い。女や男に性別移行することに迷いはない。
……そんなトランスジェンダーの自分語りは本当なの?
あるいは、必要なの?
映画『トランス物語に抗して』は、性別移行とフェミニズム、変わっていく恋人との関係性、そして単純には自分自身の変化を喜べないトランスジェンダーたちのホンネを描いた刺激的なドキュメンタリーです。
上映後には、佐倉智美さん(甲南大学教員)、鶴田幸恵さん(千葉大学教員)を招いたトークを予定しています。
GID学会の翌日に、社会の規範意識や医療が求めるのとは異なる視点で、性別を変えるということを語ってみませんか。
日程:3月21日 14:00~16:00すぎ(13:30開場)
場所:loopolic キノシタ商店 http://loopolic.com/
(東京都世田谷区/東急大井町線上野毛駅から徒歩10分)
主催:トランスネット東京
トークゲスト:佐倉智美さん(甲南大学教員)、鶴田幸恵さん(千葉大学教員)
司会・進行:梅田ともぞう、遠藤まめた
入場料:一般1200円、学生など700円
(学生などの500円割引コードの取得は購入する前にメールで主催者へ要連絡とのこと)
映画:「トランス物語に抗して」
英語題:against a trans narrative
監督:Jules Rosskam
時間:61分/61min.
制作年:2009
制作国:米国/USA
音声:英語(日本語字幕あり [字幕協力:関西クイア映画祭])
予告編 :
◇
上述のとおり、司会進行など主催側のメンバーも豪華ですが、もうひとりの登壇者もいわば「トランスジェンダーの自分語り」研究では専門家である鶴田幸恵さん。
つまり、ともに『性同一性障害(中略)社会学』のタイトルの著書を持つ2人の社会学使い(鶴田さんはズバリ「社会学者」でもよいと思うのですが)が、世間一般の硬直した通念や、医療に紐付けられた各種の因習に、性の多様性が回収されていってしまいがちな現状を、バッサバッサ斬りまくる………ことを期待されているのだろうなぁと、ワタシは解釈しています(^^;)ノ
「佐倉的には、幼いころ、プラレールやトミカで近所の女の子たちといっしょに楽しく遊んで、誰かから女の子が乗り物のオモチャなんて変と言われたら、ここぞとばかり反発するような女の子でありたい男の子でした」……というような、わけのわからない話(!?)が聞きたい方は、ゼヒお越しください。
◇
◇
(2016/03/24)
満員盛況でしたノ
ありがとうございました。
登壇者の立場からの反省点としては、映画に出てくるアメリカの事情と日本国内との違いや、セクシュアルマイノリティとフェミニズムの関係をめぐる件などに、もう少し言及したりできればよかったかもしれません;
◇
GID学会で個人報告します [出演・イベントなど]
来たる2016年3月19日(土)~20日(日)に東京は日本教育会館を会場にGID学会の第18回研究大会が開催されます。
→大会の詳細は公式サイトでご確認ください
http://gid18.kenkyuukai.jp/special/?id=20644
私・佐倉智美としては、昨年度の大阪府立大学を会場に開催された第17回大会にも参加したのですが、今般の第18回大会では一般演題にて個人報告をいたします。
報告タイトルは
『身体違和は一枚岩ではない』
割当時間は2日めの午後。
13:30~14:45の一般演題7「当事者・支援団体」枠(8階の第2会場にて)でのトリを務める形になるようです。
内容は、現在鋭意執筆中(でもなかなか進んでない;)の『性別適合手術の社会学(仮題)』第2章あたりに載録予定の「身体的性別違和とは何なのだろう」の梗概を先行的に報告するものとなります。
(学会報告タイトルにダジャレを入れる必要があったのか!? …というツッコミはナシで(^^;))
◎報告要旨
一般には「性同一性障害なのだから心の性別と一致していない身体に対して違和感があるのは当然だ」と認識されることも少なくない。だが「身体的性別違和」とされるものについても、いくつかの要素が複雑に絡みあって個々のトランスジェンダーの訴えを構成しているものと考えることは有用だ。
参与観察データとして筆者自身がホルモンを開始した際の記録を補助線とした場合、「身体的性別違和」についても
[1:パスを阻害する身体特徴への嫌悪感]
[2:社会的な意味づけとの齟齬がもたらす不快感]
[3:性的ファンタジーと適合しない不満足]
…の3要素は大きい。もちろん純粋に本人が内発的に自身の身体に違和感を持っている要素もありうるが、上記の3点は、いずれも社会との関係性の中で発生しており、本来は社会が変わることで解決していくべきものだという認識も、GIDにかかわる関係者は共有しておくべきものではないだろうか。
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(2016/03/24)
予定どおり報告をおこなってまいりました。
大会全体としても、多くの報告を聴けて、いろんな人に会えて有意義だった面は大きいです。
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(2017/05/21)
学会誌 Vol.9(2017年3月に札幌医科大学にて開催された第19回研究大会に参加した会員には、その場で配布されたもの)に採録の第18回研究大会抄録集の中に、本報告の要旨も寄稿のうえ、掲載されています。
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