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映画『トランス物語に抗して』上映会トークイベント登壇します [出演・イベントなど]

来たる2016年3月21日(月《祝》)午後に、
映画『トランス物語に抗して』上映会が東京・世田谷区内の会場にてあります。

前記事のGID学会第18回大会に隣接した日程ですので、興味関心のある方は併せて参加しやすいのではないでしょうか。

そして、この映画会の上映後のトークイベントに、私・佐倉智美が登壇者のひとりとして参加いたします。


 →詳細・お申し込みなどはこちら
http://tntokyo.peatix.com

(以下、上記サイトから抜粋)

映画『トランス物語に抗して』上映会&トーク

小さい頃からスカートやお人形遊びが嫌い(またはその逆)だった。
自分のからだが嫌い。女や男に性別移行することに迷いはない。
……そんなトランスジェンダーの自分語りは本当なの?
あるいは、必要なの?

映画『トランス物語に抗して』は、性別移行とフェミニズム、変わっていく恋人との関係性、そして単純には自分自身の変化を喜べないトランスジェンダーたちのホンネを描いた刺激的なドキュメンタリーです。

上映後には、佐倉智美さん(甲南大学教員)、鶴田幸恵さん(千葉大学教員)を招いたトークを予定しています。
GID学会の翌日に、社会の規範意識や医療が求めるのとは異なる視点で、性別を変えるということを語ってみませんか。

日程:3月21日 14:00~16:00すぎ(13:30開場)

場所:loopolic キノシタ商店 http://loopolic.com/
 (東京都世田谷区/東急大井町線上野毛駅から徒歩10分)

主催:トランスネット東京

トークゲスト:佐倉智美さん(甲南大学教員)、鶴田幸恵さん(千葉大学教員)
司会・進行:梅田ともぞう、遠藤まめた

入場料:一般1200円、学生など700円
(学生などの500円割引コードの取得は購入する前にメールで主催者へ要連絡とのこと)

映画:「トランス物語に抗して」
英語題:against a trans narrative
 監督:Jules Rosskam
 時間:61分/61min.
制作年:2009
制作国:米国/USA
 音声:英語(日本語字幕あり [字幕協力:関西クイア映画祭])
予告編 :

 


上述のとおり、司会進行など主催側のメンバーも豪華ですが、もうひとりの登壇者もいわば「トランスジェンダーの自分語り」研究では専門家である鶴田幸恵さん
つまり、ともに『性同一性障害(中略)社会学』のタイトルの著書を持つ2人の社会学使い(鶴田さんはズバリ「社会学者」でもよいと思うのですが)が、世間一般の硬直した通念や、医療に紐付けられた各種の因習に、性の多様性が回収されていってしまいがちな現状を、バッサバッサ斬りまくる……ことを期待されているのだろうなぁと、ワタシは解釈しています(^^;)ノ

「佐倉的には、幼いころ、プラレールやトミカで近所の女の子たちといっしょに楽しく遊んで、誰かから女の子が乗り物のオモチャなんて変と言われたら、ここぞとばかり反発するような女の子でありたい男の子でした」……というような、わけのわからない話(!?)が聞きたい方は、ゼヒお越しください。

  

(2016/03/24)
満員盛況でしたノ
ありがとうございました。
登壇者の立場からの反省点としては、映画に出てくるアメリカの事情と日本国内との違いや、セクシュアルマイノリティとフェミニズムの関係をめぐる件などに、もう少し言及したりできればよかったかもしれません;

 


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