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※これまでの実績などは当ブログ内にまとめてあります

WEBテレビのニュースチャンネルに電話出演 [出演・マスメディアなど]

2015年8月10日(月)、
フジテレビ報道局がweb上で展開するインターネットニュースチャンネルホウドウキョク」の番組『あしたのコンパス』に、電話インタビューという形で生出演しました。

 →「ホウドウキョク」webサイト
http://www.houdoukyoku.jp/


このときのテーマは三重県志摩市での公認萌えキャラ女性蔑視問題

 →問題の概要はこちらなどに
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/08/aoshima-meg_n_7959002.html

 →志摩市「公認萌えキャラ」碧志摩メグ公式サイトはこちら
http://ama-megu.com/


コレに対し、佐倉智美としては、

ジェンダー論・フェミニズムに精通した社会学の使い手としての立場から
 かつ
萌えコンテンツを含めたポピュラーカルチャーにも詳しい立場から
 および
トランスジェンダーとして性別を超越して「男女」の対立構造を相対化できる立場から、

この種の対立はしばしば発生すること、
「萌え」を求める側にも「女性」の立場や性の扱いに自覚や配慮は必要なこと、
批判する側にもステレオタイプな萌えフォビアに陥らずに多面的な視点が必要なこと
問題を「男女の対立」に単純化せず、相互理解の姿勢で多様性が共生する、
お互いの人権尊重を基盤にした豊かな文化的発展が目指されるべきであること……

などをお話することを期待された形です。


 BL150811AmaMegGender.jpg
 ※実際の配信画面のキャプチャ画像


番組内では、キャスターの速水健朗さんとの掛け合いのなかで、時間配分などにも気を配らないといけないため、なかなか内容を整理しきれなかった面もありますが、その分発展的な話題にも触れることができたかもしれません。
特に「フェミニズム的立場から見て『萌え文化』が大きな可能性を内包していること」を指摘できたのは良かったのではないかと思います。

 →番組で語った内容などを再構成したものはツッコミブログのほうにまとめました
  「オタク対フェミ」でも「男vs女」でもない!――
     公認萌えキャラ碧志摩メグ女性蔑視問題を交通整理したい」
http://stream-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2015-08-11_AoshimaMegu


◇◇

◎当日の番組のアーカイブ視聴が「ホウドウキョク」webサイトのほうでできるようです

 → 8/10の『あしたのコンパス』冒頭から
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00042015081001/1/

 → 碧志摩メグについての話題の冒頭から
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00042015081001/5/

 → 佐倉登場場面を含む部分
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00042015081001/6/



 


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