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「跡地発」に寄稿ふたたび [執筆・共著雑誌寄稿など]

(財)大阪市人権協会/大阪市立浅香人研文化センター 編集・発行の人権啓発誌『跡地発』の、2009年9月号(Vol.41)に寄稿しました。
連載コーナー“十人十色の人権問題”の#32として【 「男女」以外の物語はないの? 】。


   ↓↓↓一部抜粋するとこんなの↓↓↓

……最も閉口するのが、恋愛対象を勝手に推定されること。つまり、かつて男性だったのにわざわざ女性になったということは、恋愛対象は男性にちがいない! という短絡である。
残念ながら(?)私の恋愛対象は、仮に世間基準で単純化して「男か女か」で答えるなら(もちろんそのように単純化しない説明もまた重要なのだが、ここでは便宜上)、答えは「女」となる。
自分自身がどうありたいかと、恋愛対象としてどんな相手が好みのタイプなのかは、まったくの別問題として独立した事象。そう考えればハナシは簡単なのに、どうやら世間には、恋愛は「男女」間でおこなうもの、そして「男女」が出会えば恋愛が始まるものという、確固たる信念が流布しているようなのだ。
だからこそテレビドラマで新番組が始まるたびに、主人公らの恋の行方が注目され、そしてその繰り返しがまた、「男女」の恋愛こそが価値あるものでありスバラシイという通念を世間に再生産している。
アニメ映画『崖の上のポニョ』でも……

 

 ◎同センターにて開催の10月31日の講座の告知も、同じ誌面に掲載


ちなみに、同誌には2002年4月号(Vol.17)でも寄稿しています。
当時は連載コーナーの名前も“十人十色の部落問題”、
その#10として書いたのは【 男らしさと言う名の差別 】。

 


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