さて、前記事のとおり今般は淡路島まで赴いたわけですが、今年は我が娘・満咲が大学受験ということで、いわゆるいつもの夏の母娘男旅」は春に九州へ行ってありますので、実際の夏には何もないはずだったところ、ワタシ的にはソレに代わるプチ旅行感がありました。

 


思えば淡路島にはいろいろ因縁もあって、その最たるものは中学を卒業して入学した実質的な「男子校」の新入生合宿の場所だったこと(それからいろいろあって1年後に共学校に再入学することになるわけですが; …『女が少年だったころ』参照)。

 


しかし、それももう遠い過去。
九州と同様に、淡路島もまた自分にとって新しいフェイズに入っていると感じられるのが、今回の旅でした。

淡路島自身も、今ではもう橋で本州とも四国ともつながってますしね。

 


ちなみに最初の写真が本州へ向けて伸びる明石海峡大橋、2枚めが四国に臨む大鳴門橋なのですが、こうして見ると、淡路島はいちおう兵庫県ですが、本州ではない反面、四国とのつながりは強い。
兵庫県でも四国でも、どちらでもないようで、かつどちらでもある

そういう意味では、ここもまたきわめて境界性が強い場所なわけですね。


ともあれ、ご当地グルメ淡路島バーガーも美味しいです。
(このメニューは大鳴門橋のたもとの道の駅でのもの)

 


甘くて重厚な淡路島玉葱のフライが効いているのですヨ。

 


明石海峡大橋の直下の道の駅では「鱧たこ天丼」が、やはり淡路島玉葱が入った味噌汁も付いているうえに、明石らしい大きなタコ天がたっぷり載っていて非常にお買い得感あります。

 


…タコ、大きいので食べるのに苦労するくらい;

 


いゃ~、良きかな淡路島ノ


あと、北淡震災記念公園の野島断層保存館にも立ち寄って、1995年の阪神淡路大震災で実際に動いた断層の様子や、震災に耐えつつも大きな被害を受けた家屋を保存したメモリアルハウスの展示なども見学してきました。

 

 


 → 北淡震災記念公園(野島断層保存館)公式サイト


思えば1995年の阪神大震災というのは、私の男性時代の終わりの始まりを告げる象徴的な出来事でもあったわけで(『明るいトランスジェンダー生活』参照)、その意味でもまた「境界」に属する案件なのかもしれません。

………ソノ前に「断層」って、ソレも《境界》やん(^^;)ノ


 


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