2013年4月21日、京都縦貫自動車道の大山崎JCT~沓掛IC間が開通し、名神高速道路や京滋バイパスと接続しました。

今までも、この京都縦貫道は、中国自動車道混雑時の渋滞回避ルートとして活用したり、あるいは以前(記録によると2006年12月だったよう)亀岡で仕事の際にアクセスに利用したりしたこともありましたが、その節は、とにかく大山崎から沓掛ICまでの道程が、王道ルートはかなりの回り道で混雑も激しく、さもなくば狭い裏道をうねうね通って行くしかないという、相当な難行苦行コースだったのです。

それが今般、高速道路として新規開通して既存路線とシームレスに接続した区間によって、きっと劇的に改善し便利になったはず!


……というわけで4月某日、我が娘・満咲と所用で出かけた後、久御山のイオンモールで買い物したついでに、さらに一足のばして、当該区間をドライブしてみました。

いわば、日帰り半日プチ「男旅」ですネw

京滋バイパス久御山ICを入って西へ走るとほどなく大山崎JCT、従前はこの方向からは名神高速へ合流するか、もしくは一般道へ下りるしかなかった大山崎JCT・ICですが、なるほど、そのまま直進できるようになっています。

そうして大山崎JCTをどのランプウェイにも入らず通過すると、舗装の感じなどが真新しいものになり、そうこうするうちに「長岡京」の標識。

早い!
これは大山崎付近の一般道交差点の渋滞をパスするのに短区間乗りするという利用法もありそう。

さらに走ると、さりげなく長めのトンネル(西山トンネル)も快調に過ぎ、結局あっという間に沓掛も通過していました。

早い、早すぎる!w

これはもう、ちょっとボ~っと走ってたら、知らぬ間に丹波まで行ってしまうレベル。
再来年ごろには丹波IC~京丹波わちICの未開通区間もつながるということなので、そうなったらマジ「気がついたら天橋立」というのもあながち大げさな話ではないかもしれません。


(2015/07/10)
上記の「丹波IC~京丹波わちICの未開通区間」、いよいよ2015年7月18日(土)に開通です。
これにより、関西から天橋立方面への通行が格段に便利になるのはもとより、山陰方面へのアクセスルートとしても、選択肢のひとつとなったと言えます。
行楽シーズンの休日などに発生する中国自動車道の宝塚あたりの渋滞を回避するのにも、有効活用したいですね。
昨年に敦賀までつながった舞鶴若狭自動車道と合わせて、北陸自動車道、名神高速道路とループ状のネットワークが出来上がった意義も大きいと思います。


 

◎参考までに動画サイトにいくつも上がっていた当該区間走行動画のひとつを貼っときます。
あいにく我が愛車にはドライブレコーダーなどは搭載されてないので走行中の映像は自前では撮影できないのです。 ……あっ、助手席の満咲にケータイでカメラマンをさせればよかったのか!
あと、大山崎JCT・ICのランプウェイは複雑怪奇なので、今回の私達のように京滋バイバスとの直進コース以外のアクセスは、事前準備をしっかりされるのがよいかも。


かくして今回は亀岡で下りて、せっかくなので市内を観光してみることに。


 

亀岡の亀山城趾は、現在は宗教法人「大本」の聖地として管理されています。
なので見学の前に「お祓い」を受けたりしないといけないのですが、神道系なので、神社へ初詣に行ったりするのに抵抗がない人なら、特に問題はないでしょう。


 

亀山城築城当時からある古井戸の跡だとか。
ちなみに京都府の亀岡って、三重県の亀山とビミョ~に紛らわしいのに、その亀岡にあるお城の名前は亀山城ってややこしすぐる!
…と思って後で調べてみると、もともと亀岡も「亀山」だったのが、現三重県の亀山と間違われやすいからということで、明治時代の1869年に改称されて現在に至るとのこと。
この改称の潔さは当時の時代のなせる技なのでしょうか。
もしも平成の大合併的センスなら「かめやま市」とか、あまつさえ「近畿中央市」みたいなトンデモ市名になるところでしたね。まぁ「京亀山市」くらいなら許せますが。


 

こちらは道の駅「ガレリアかめおか」。


 

道の駅「ガレリアかめおか」は、市立図書館やコンベンションセンターなども併設した複合施設です。
何を隠そう前述の2006年の仕事(人権を考える第24回亀岡市女性集会の分科会コメンテーター)の会場もここだったのです!


 

かつて保育園が閉まる日曜日に講演の仕事が入ったリした際に相方の仕事の都合が空かない場合は、幼い満咲を私が連れて会場まで赴いていたのですが、この2006年からは満咲が小学生になったので、同様に満咲を連れて行ってもそれ以前のように会場の保育には混ぜてもらわずに、ズバリ会場のワタシの近くに座らせて話を聴かせるようにした、その最初の機会が、たしかこの「ガレリアかめおか」での仕事だったと記憶しています。
そんな場所を、もはや中学2年生になった満咲とともに再訪するのも感慨深いですね。


 

小腹がすいたのでおやつタイム(^^)。
売店の肉屋さん謹製「亀岡牛コロッケ」が美味しいです。
欲を言えばもう少しアツアツがよかったですが、例えばソレと引き換えに値段が2割ほどUPするのだとしたなら、ちょっと考えどころ。


そんなこんなで、自然と歴史が調和する街・亀岡への、晩春の午後のプチ親子ドライブでした。
もちろん帰りの走行も、京都縦貫道新開通区間のおかげでビックリするほど順調・快適でした。