2023年8月、
姫路市立中学校教育研究会の男女共生教育部会における研修会をNPO法人SEANが担当しました。
その際、やはり昨今の学校の先生方にとって大きな関心事である「LGBT」についてのレクチャーを、ワタクシ佐倉智美が担当しました。

性の多様性を認める学校運営のツボ
  ~「LGBT」がもうあたりまえの時代に~

いちおう、性の多様性のキホンの解説から、学校運営の中での具体的課題に寄せた話などは、こういう教員研修系では常々入れているとおりなのですが、今回は質疑応答タイムもなかなか突っ込んだところまで活発になり、また自分自身の体験に引き付けて考えを深めてくれた先生方も少なくなく、望外に有意義だったと思われます。

また、姫路市内各中学校では制服の変更も進められているとのことだったので、[さしあたりは、まずは「女子はスラックスも選択OK」あたりから始めるのも穏当][(学生服「トンボ」の特設サイトの記述を引用しながら)「男女」にこだわりなく選択の自由を広げるというコンセプトが重要]などにも言及したのですが、[私たちのジェンダー意識が改革された遠い未来においては、完全に男女区別を廃した「ジェンダーレス制服」も可能になるかも]のモデルケースとして提示した『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の事例も、なかなか印象的に受け取ってもらえたようです。

 
※佐倉作成、ジェンダーレス制服について言及する際のスライドのひとつ

 
※『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の舞台となる学園のジェンダーレス制服の様子
 (公式配信画面をキャプチャしたものを引用要件に留意して用いています)


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