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新名神高速亀山西四日市JCT間開通で東へ行くのも格段にラクになった [プチお知らせ/日々の小ネタ]

一時期しばしばありました名古屋でヤボ用シリーズ、先日また久しぶりにその機会があり、ちょっとばかし行ってきました。

せっかくなのでランチは少しはりこんで、味噌カツに加えてシャチホコに見立てたエビフライが付いてるやつを平らげてまいりました。

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※「キッチンなごや」にて撮影 許可を得ています


今どきは大阪府北部から名古屋のほうへちょっと行くなら、クルマでひとっ走りするのが概ね最適解と言えます。

新名神高速道路や伊勢湾岸自動車道は走りやすいですし(これらがない時代のトラックがぎゅう詰めで走ってる名神高速を名古屋まで軽自動車で行くのはたしかにちょっとエクストリームな修行・荒行か何か感がありましたが)、名港中央インターチェンジあたりを下りた後、名古屋市南部で安い上限価格のコインパーキングから最寄り駅で地下鉄一日乗車券を買ってパーク&ライドするのは極めて合理的なのです。


そして、その新名神高速道路を名古屋方面へ向かって走るコース。
今春からさらに走りやすくなりました。

新名神高速道路は、まだ未開通区間が全部完成するまでにはしばらくかかる状況ではありますが、昨年2018年は「新名神高速高槻神戸JCT間開通で西へ行くのが格段にラクになった」で書いたとおり、高槻から宝塚の山の手を通る区間が開通し、利便性が高まっています。

加えてこの2019年3月、標題のとおり亀山西~四日市JCT間、すなわち従来の亀山ジャンクションのちょっと手前から伊勢湾岸自動車道へつながる四日市ジャンクションまで直接向かえる新ルートも開通したのです。

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交通情報のマップ表示にも追加されています ※JATICサイトからキャプチャ


コレ以前は亀山JCTまで行った後は、昔からある東名阪自動車道に合流して四日市JCTをめざしていたわけですが、やはりこの区間は昔からある分つくりが古くて走りにくい感じがするところへ、名阪国道を大阪方面から走ってきた車群といっしょになるため交通量も増えて、かなりの圧迫感があったものです。
なので相対的に快適な新名神との落差は禁じ得ず、当該路線の走行は全行程中随一のストレスフルな区間でもあったわけです。

しかも私たちのように朝に名古屋に向かい夕に戻ってくるならまだしも、これの逆方向はよりいっそう交通量が大きく、慢性的な大渋滞と言っても過言ではないくらいの状況でした。

したがって今般の新開通区間の供用は、ながらく待ち望まれていたのでありました。

【参考】
「新名神開通で東名阪道の渋滞が大幅緩和。交通量が約3割減少」トラベルWatch
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1176827.html


そんなわけで今回の名古屋往復、絶好の機会なので、かかる亀山西~四日市JCT間を初体験してまいりました。

亀山西JCTが近づくと、従来ルートは左へ流出するような形の車線描示に変更されており、特に意識せずに真っ直ぐ走るとそのまま新開通した新名神区間に誘われるようになっています。

そして新開通区間はコレがもうカンゼンに新名神仕様で、他区間の新名神と同様に非常に走りやすいスムーズなインプレッション!
トンネルも明るく、プレッシャーは低減されたものになっています。

さらに交通量が従来区間と分散しているので、適正に空いていてこれまた非常に快適ではありませんか。

そうこうするうちに、ほどなく四日市JCT。

……………。

当然にこの区間分の距離は時間をかけて運転して通過しないといけないのは事実ですが、これは体感的にはあの東名阪を走るストレス区間の分が「なくなった」みたいなものです。

まさしく名古屋へのドライブが楽勝になった感ノ

ということで皆様、この新名神高速道路の新開通した亀山西~四日市JCT間、適宜活用して遠出をラクにしようではありませんか。


なお、当該区間に新たに設けられた休憩施設として、鈴鹿パーキングエリアがあります。

鈴鹿山脈の南側に位置するロケーションに、大きな売店やフードコートなど用意されており、けっこう賑わっていました。

鈴鹿サーキットの地元ということもあってか、F1マシンが展示されていたりも。

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そしてトイレはやはり今どき仕様でソツがない設計です。

特に、男女別に属さない位置に多機能対応のバリアフリートイレがひとつある他、男女別トイレの各エリア内にも、ほぼ同等機能のバリアフリーブースが複数用意されているのは、じつにさまざまな事情を抱えた人の、その事情の抱え具合に応じた選択可能性を提供するものであって、多様性対応としては、なかなかの成熟した水準だと思います。

しいて言えば、ブースが複数あるのに応じて機能の組み合わせパターンがいくつか分かれており(案内図は「全ブースが《すべての機能、全部盛り》」ではないように読み取れます)、事情の抱え具合に対して最適なブースがどこかは、よく案内を見て選ぶことになるというのが、多少は悩みのタネかもしれません。

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余談ながら大阪北部から新名神で名古屋方面へ向かうときに、最初の休憩ポイントとしてちょうどイイ位置にあるのがこちら甲南パーキングエリア

特に上り線は眺望もひらけていて気分のリフレッシュに好適です。

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でもってこちらの「甲南」、滋賀県甲賀の南部ということで、激しく《忍者》をプッシュしてます。
ニンジャ、ニンジャナンデっ!?

(ところで、龍谷大学瀬田キャンパスや立命館大学びわこ草津キャンパスのノリで、このへんに甲南大学が土地を確保して新キャンパスを作れば『甲南大学甲南キャンパス』を名乗れるのでは!? …字面的にはあたかもいちばん本家のキャンパスっぽい; ※甲南大学の「甲南」は六甲山の南麓の意)

ちなみに帰り道、この甲南PAに夕闇迫る頃に立ち寄ると、裏山の林がマジでなんか忍者が修行でもしてそうな趣があって、これまたエモいんですよ。

 BL190528_DriveE1A-E_09Konan.JPG ※Googleストリートビュー画面からキャプチャ


◇◇



共通テーマ:旅行

紀の川市人権委員会での人権講演をしてきました [出演・講演講師など]

2019年5月24日(金)午後、
和歌山県は紀の川市人権委員会総会での人権講演の講師を務めてまいりました。

「LGBT」と多様な性が認められる社会
~古い性別観は平成に置いていく~


「人権」の想定範囲に性の多様性を含んでいくことが重要という方針を軸に、具体事例への対処の勘所など、幅広くお話させていただきました。

なお今回は「元号も令和に変わったことだし古い意識はさっさとアップデートしましょう」という趣旨をズバリ直球で表したフレーズを演題に入れてみたりもしています。


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会場の粉河ふるさとセンターは紀ノ川沿いの瀟洒な施設。
周辺のロケーションも自然が豊かで風光明媚。特に時節柄、万緑の草木が美しく映えていました。


◇◇


「LGBT」関連のレクチャーを務めました [出演・講演講師など]

2019年5月中旬、
大阪府内の某流通系事業所にて「LGBT」についての勉強会として、関係職員の皆さまへ向けてのレクチャーを実施いたしました。

「LGBT」ともに暮らす勘所
~多様な性が認められる社会~


事業所内の新人職員がすでに性別移行を済ませたトランスジェンダーであり職場へのカミングアウトのうえで勤務していることをふまえ、あらためて態勢を整えることを期したものでした。

ひととおりの基礎知識的な解説に加え、そうした職場でのケーススタディに即した心づもりなどを話した後、参加者の方々からの質疑応答を軸に具体的な課題について検討しました。
どなたも熱心に膝を乗り出していただけていました。


トランスジェンダー本人が(いろいろな葛藤の末ではありましょうが)かようにカミングアウトをおこない、現場もまた真摯に対応する事例があるというのは、やはり時代の進展を表すものでしょう。
その意味では心強いことと言えます。


◇◇



共通テーマ:仕事

高槻市の職員向け人権研修の講師をしました [出演・講演講師など]

2019年5月10日(金)午後、
大阪府高槻市職員向け人権研修(所属長等人権研修)にて講師を務めました。

多様な性の新時代
~「LGBT」とともに暮らす~


高槻市内ではNPO法人SEAN関連をはじめとして何度も登壇の機会がありましたし、市役所方面が直接のクライアントであるものに限っ……

《参考》




……っても複数回お話などさせてもらっていますが、今回も一般の関心が高まる趨勢の時宜を受けて熱心に耳を傾けていただきました。


なおタイトルに「新時代」とあるのは、今回がこうした講演機会の《令和》初だったのをサクっとふまえております。

因習的な旧時代の性別観念は、とっととアップデートしたいものですね。


ちなみにタイミング的に前月より川向うの枚方市でいわゆる「同性パートナーシップ制度」がスタートするなどしていたことから「枚方、完全に始まってますヨ、さぁ高槻はどうする!?」的な煽り(?)を兼ねて(??)、その旨を紹介したりもしました(実際のところ両市の「LGBTについての取り組み」だいたい同水準かと)。

 BL190511CityTakatsuki_Hirakata.PNG※広報ひらかた2019年5月号より


会場は市役所別館機能に市民ホールや図書館を統合した高槻市総合センター内の会議室。
ここの高層階からの眺望はなかなかなのです。

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◇◇


令和元年の新刊進捗状況 [プチお知らせ/日々の小ネタ]

さて、一昨日にツッコミブログのほうで「平成」の総括的な記事を出したとおり、本日・西暦で言うところの2019年5月1日より元号は「令和」となりました。


まぁソレで何か現実がリセットされるわけではなく、庶民の日常は粛々と続いていくわけですが、それでも昨夜はちょっとした「大晦日」気分がありましたし(実際のところ近年でいちばん近似した気分だったのは西暦2000年の大晦日、すなわち20世紀→21世紀のときだったかも)、こうした改元ブーム(!?)の機会をひとつの節目と捉えて個々人が自己と向き合うのは悪いことではないでしょう。


てなことで皆さま、新時代もヨロシクですノ


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 ※画像は報道画面よりキャプチャ


で、


標題のとおり「新刊」の進捗状況ですね;


ここ数年にわたって原稿執筆が遅れまくっていて、昨年あたりは「なんとか平成のうちに……」などと言ったりもしておりましたが、ご覧のとおり平成は終わったのに新刊刊行には至っておりません。


いや~なかなか手ごわいんです、この原稿(T_T)


はてさて今年中に出せるのか、それても令和2年にズレ込むのか……


というわけで引き続き鋭意取り組みますので、皆さま今しばらくお待ちくださいm(_ _)m



  


…当面はまだ↑平成に出したコレ↑が代表作!?



◇◇


◇◇



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